発表会が近づくと、
「先生はレッスン以外の時間は何をしているんですか?」
と、生徒から聞かれることがあります。
私もダンスを始めた頃、
同じことを思っていた記憶があります。
レッスンの時間以外、
先生は何をしているのだろうと。
レッスン以外の時間には、
舞台や発表会に向けた準備が
静かに進んでいることが多いのです。
実際には、
レッスンをしている時間は先生の仕事の一部でしかありません。

発表会準備で一番時間がかかること
発表会準備で多くの時間を使うのは、
振付よりも スケジュール調整 です。
舞台制作の現場では、主催者の仕事の多くが
・出演者のスケジュール調整
・連絡や確認
・スタジオ確保
・全体進行の管理
と言われています。
振付や演出だけでなく、
調整や連絡に多くの時間が使われるのが
舞台づくりの特徴でもあります。
今回の発表会でも
・ソロ
・Duo
・群舞
それぞれのレッスン日程を組みながら、
会場スタッフ、カメラマン、フライヤー制作など、
多くのプロの方々とやり取りを進めています。

生徒も舞台作りの一員です。
舞台はずっと前から準備が始まる
発表会では、
ゲストダンサーをお迎えする場合もあります。
ゲストダンサーの場合は
出演依頼やスケジュール調整を
半年〜1年前から行うことも多く、
舞台準備は早い段階から始まります。
舞台そのものも、
会場予約は1年前から動くことが一般的です。
発表会は数分のパフォーマンスですが、
その裏側には長い準備期間があります。
出演者それぞれの仕事や生活環境、
時差なども含めて調整しながら
全体のスケジュールを整えていきます。
すべてを完全に合わせることは難しいため、
全体のバランスを見ながら進めています。
今回の発表会でも、
大きな山であるスケジュール調整が
ようやく整ってきました。
ここからは
レッスン、作品作り、衣装など、
舞台に向けた準備が進んでいきます。
舞台は多くの人の仕事でできている
発表会の舞台は、
出演者だけで完成するものではありません。
会場スタッフ、制作、
音響、照明など、
多くのプロの手によって支えられています。
音響や照明は
ダンサーにとってもとても大切な要素です。
曲のタイミング、入退場、
舞台の見え方などを考えながら、
細かな打ち合わせや連携を重ねて
舞台を作っていきます。

会場予約は1年前から動くことが一般的です。
下見や打ち合わせも主催者の大事な仕事。
振付以外にも多くの仕事がある
発表会というのは、
振付を教えるだけでは完成しません。
例えばこんな準備があります。
・日程調整
・スタジオ確保
・フォーメーション設計
・全体構成
・発表会告知(SNS/ブログ/フライヤー配布等)
そして舞台が近づくと
・音源編集
・衣装・ヘアメイクのバランス確認
・出演者の不安ケア
・当日導線設計
・ゲストダンサー、各担当へ確認
など、細かな作業が続きます。
踊る時間よりも、
準備に使う時間の方が長いことも少なくありません。
音源編集ひとつでも、
曲の長さやつなぎ方、
舞台全体の流れを考えながら
細かな調整を重ねていきます。
こうした準備の多くは
舞台が始まれば見えない部分です。
ダンサーの仕事の特徴
多くの先生が、
この仕事に対して特別な対価をいただいているわけではありません。
ダンサーの仕事は、
一般的な会社のように
時給や月給、年俸で成り立っているものとは少し違います。
多くの場合、
レッスン以外の時間で
・振付
・舞台制作
・準備
・スケジュール調整
などを行っています。
こうした部分に
必ずしも報酬が発生するわけではないことも多く、
舞台づくりは見えない仕事の積み重ねでもあります。
それでも多くの先生が舞台を続けているのは、
生徒が舞台で輝く瞬間を知っているからだと思います。
そして本当に【ベリーダンスが好き】でないと続けられない仕事でもあります。
舞台が終わった瞬間の景色と達成感は、何度経験しても特別なもの。
簡単ではないからこそ味わい深く、出演者やお客様に喜んでもらえた時、
自分の仕事にも誇りが持てます。
私がずっと思っていること
私はずっと、こう思っています。
「先生がやって当たり前」ではなく、
一緒に創る舞台であってほしい。
レッスンに来ること。
時間を守ること。
自分で練習すること。
そのすべてが舞台づくりです。
先生だけが頑張る舞台は、
長く続きません。
みんなで責任を持てる舞台は、
静かに強く、美しいものになります。
舞台の裏方の仕事に触れることで、
ダンスの見方や世界観が広がることもあります。
それは、お客様として舞台を観ているだけでは
なかなか知ることのできない世界かもしれません。
そうした経験も含めて、
舞台に立てる喜びや感謝が
少しずつ深まっていくのではないかと思います。
舞台は、踊る人だけで完成するものではありません。
裏方の仕事があってこそ、舞台は成り立っている。
私はいつも、そう思っています。
生徒のみなさんにも、
舞台づくりの裏側として
読んでもらえたら嬉しいです。
ShuShu Bellydance Studioでは、
発表会や舞台を通して、踊りだけでなく舞台づくりも学んでいきます。
ベリーダンスに興味のある方は、体験レッスンもご案内しています。





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