このスタジオでは、
「すぐに踊れるようになること」よりも、
身体の使い方や、音楽との向き合い方が少しずつ変わっていくプロセスを大切にしています。
ベリーダンスの身体づくりは、
よく 粘土を捏ねて、少しずつ形にしていく作業 に似ていると感じます。
最初から完成した形があるわけではなく、
触って、迷って、また整えて……を繰り返しながら、
時間をかけて自分のかたちが立ち上がってきます。
ここでご紹介するのは、特定の誰かではなく、
これまで多くの生徒さんを見てきた中で見えてきた
ベリーダンス1年目によくある成長の道筋をまとめた“モデルケース”です。
これから始める方や、始めたばかりの方が
「今の自分の位置」を知るための、ひとつの目安になればと思います。
スタート時の状態|ほとんどの人は、ここから始まります
- ダンス経験はほぼゼロ、または未経験
- 姿勢を保つだけで疲れる
- 振付を覚えることで精一杯
- 音楽を聴く余裕がない
- 周りと比べて落ち込んでしまうこともある
これは、とても自然な状態です。
最初の頃は、
「上手く踊る」以前に、
まだ粘土をこね始めたばかりの段階
と言ってもいいかもしれません。
最初の数ヶ月|形にならない時間も、大切な工程
多くの方が、この時期にこう感じます。
- 思っていたより難しい
- 自分は向いていないのかも
- 周りの人の方が上手に見える
でも実際には、この時期は
まだ形が見えないだけで、
内側では確実に材料が整えられている時間 です。
少しずつ、
- 立ち方
- 重心の置き方
- 腕や腰の使い方
- 音の聴き方
が変わり、
粘土の質感が変わっていくように、身体の感覚も静かに変わり始めます。

半年ほど経った頃|少しずつ「輪郭」が見えてくる
半年ほど続けると、多くの方にこんな変化が見えてきます。
- 振付を必死に追うだけでなく、少し余裕が出てくる
- 言われたことを、少しずつ自分で修正できるようになる
- 鏡の見方が変わる
- 「今日はダメだった」ではなく
「次はここを直そう」と考えられるようになる
この頃から、
粘土の塊だったものに、
少しずつ輪郭が現れはじめる ような感覚になる人も多いです。
1年経った頃|「形になり始めた」と感じる瞬間
1年続けた頃、多くの方がこう感じます。
- まだまだ整えたい部分は多い
- でも、最初の頃より明らかに身体は動く
- 音楽の聴こえ方が変わった
- 「前より踊れる自分」を、ふと実感する瞬間がある
これは完成ではありません。
やっと「これから磨いていく形」が見えてきた段階
に近いと思います。

通過点の場所。プロセスを味わう。
1年目に、このスタジオが大切にしていること
- 正しく立つこと
- 無理に形を作らないこと
- 音をきちんと聴くこと
- 人と比べすぎないこと
- そして、続けること
粘土を無理に引き伸ばせば、形は崩れてしまいます。
身体も同じで、
急いで形を作ろうとせず、
土台を育てながら、少しずつ整えていくことを大切にしています。
これから始める方、今1年目の方へ
もし今、
- うまくできない
- ついていけている気がしない
- 不安になる
そんな気持ちがあっても、それはとても自然なことです。
今はまだ、粘土をこねている途中。
形がはっきり見えなくても、ちゃんと素材は育っています。
ベリーダンスは、
「早く上手くなること」よりも、
身体との関係を時間をかけて作り直していくことに価値があるダンスだと、私は思っています。
1年目は、その大切な土台を作る時間です。
ここでの時間は、必ず次の扉につながります。
今のあなたの身体と向き合う、最初の一歩に。
まずは体験レッスで育つ時間を味わってみませんか?
SBSはあなたの最初の一歩を応援します。




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